
どうも、ヤマシタです。
湾岸ミッドナイトマキシマムチューンシリーズのSEを長年担当されている、サウンド制作者様が
某車のサウンドソースを収録すると聞きつけて、勝手に密着取材して参りました。
そんなワケでやってきたのは愛知県長久手市。

数年前に「愛 地球博」をやっていたのでご存知の方も多いと思います。
そしてこの地には「トヨタ博物館」があるのです!
ここはメーカーを問わず、国内外、新旧の名車たちがたくさん展示されている
まさに車好きには楽園のような博物館です。
ここはメーカーを問わず、国内外、新旧の名車たちがたくさん展示されている
まさに車好きには楽園のような博物館です。
果たして、本日音を収録するその車とは…




TOYOTA 2000GT!!

高度成長期に生まれたおっちゃんだらけの開発メンバーにとっては
それこそ憧れであり、幻の名車!
初めて実車を見て、童心に戻って大喜びです。
それこそ憧れであり、幻の名車!
初めて実車を見て、童心に戻って大喜びです。
そんな中でサウンド制作者様と合流。
妥協を許さぬ職人肌のこの方は、愛用の録音機材一式を新幹線でご持参下さいました!
妥協を許さぬ職人肌のこの方は、愛用の録音機材一式を新幹線でご持参下さいました!

音は、車内と車外それぞれ4ch/6chで
停止(アイドリング)~走行で4000回転位まで回して収録します。
マイクもモチロン、カラオケとかで使うようなマイクではなく
1本で立体的に音を拾える特殊なマイクです。
停止(アイドリング)~走行で4000回転位まで回して収録します。
マイクもモチロン、カラオケとかで使うようなマイクではなく
1本で立体的に音を拾える特殊なマイクです。

この日は風が強かったので、マイクが木の葉の触れ合う音を拾わないように
入念に角度を決めてマイクスタンドを設置。
入念に角度を決めてマイクスタンドを設置。

まずは停止状態での録音。
トヨタ博物館の職員の方がアクセルを踏んで吹かして下さいます。
トヨタ博物館の職員の方がアクセルを踏んで吹かして下さいます。

小刻みに震える細いマフラーと充満する排気ガスの匂い・・・
回転数に応じて吠えるエンジン音・・・
昭和の幻がここに再生されています。
回転数に応じて吠えるエンジン音・・・
昭和の幻がここに再生されています。
そして車内と車外それぞれでしっかりその音を記録します。

録音し、その音を確認し、また回転数を指定して録る・・・の繰り返し。
意外に地道な作業ですが、このコダワリがマキシシリーズの
サウンドを支えているんですね。
意外に地道な作業ですが、このコダワリがマキシシリーズの
サウンドを支えているんですね。

そしていよいよ、走行状態での録音。

明らかに現代の自動車とは趣を異とする、野性的でプリミティブとも言えるサウンド。
離れていく乾いたエキゾーストの余韻がまた心地よく・・・
何だかタイムスリップして幼少時代に戻ったような不思議な感覚に
なんだか泣きそうになってしました。
離れていく乾いたエキゾーストの余韻がまた心地よく・・・
何だかタイムスリップして幼少時代に戻ったような不思議な感覚に
なんだか泣きそうになってしました。

さすがにサーキットではないのでスピードはあまり出せませんが
満足のいくソースが録れたそうです。
満足のいくソースが録れたそうです。
今回収録したサウンドソースを元に、スタジオで湾岸マキシ4の中で実際に
停止~走行まで変化をする音を作成していくので、その秘密をこっそり
のぞきに行こうとしたら、ここからは取材NGとの事!
停止~走行まで変化をする音を作成していくので、その秘密をこっそり
のぞきに行こうとしたら、ここからは取材NGとの事!
残念ですが自分も実際に湾岸マキシ4で2000GTを作って
確かめることとします。
確かめることとします。

渾身のトヨタ2000GTのサウンド、是非ドライブマシンで確認してみて下さい!