未来研通信

第57回2015.04.22

TAKENAKA

4倍速

みなさま、こんにちは。プログラマの竹中です。

4月になりました。学生の方だと新学期や入学だったり、会社員の方だと期が変わるなど、
変化の多い時かと思いますが、いかがお過ごしでしょう?

同じ変化の話でも、今日は「コンピュータが変わって、仕事にあれこれ影響する」という類の話をしようと思います。

時々触れているように、竹中の仕事の1つに、コースレイアウト監修というのがあります。
制作中のコースの、直線・カーブ・道幅の配置などを司るわけですが、
その前に、その場所を取材し、参考資料として動画や写真などにも記録し、
(これは、ビジュアルメンバー主導で行われ、竹中がそれについていくパターンが多いです)
制作中は、竹中は特に動画を見てコースイメージをふくらませます。

で、その時は、動画を4倍速にして見ています。
取材時は、当然、制限速度で走るため、
1倍速のままだと、湾岸マキシ作中のスピードや時間の流れとズレが大きすぎるからです。
4倍速で見ることで、特にコースのリズムやメリハリなどが際立つので、いつもそうしています。

ところが!
世間の時代の流れで、開発コンピュータで使ってるOSが変わり、
今まで使っていたソフトの一部が使用できなくなったのです。
その中には、竹中が使ってた「4倍速再生」のできるソフトも含まれていました。
代替のソフトも探しましたが、良さげなものが見つかりません。
動画の4倍速チェックができない! 困った....

仕方がないので、プロジェクト外の、動画加工が得意な人に頼んで
元の動画自体を、4倍速に加工してもらいました。
人にお願いしなければならない分、手間は増えます。
このような感じで、”望まぬ変化が起きて手間が増える”といった事が、時々あります。

動画の4倍速のみならず、採用基板やOSが変わると
比較的、変化も大きいですね。
使い方も変わる点が多く、実は「隠れた作業」といった感じです。

ではまたお会いしましょう~