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未来研通信

第17回

2016.04.13

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TAKENAKA

「神戸」コース制作話

みなさま、こんにちは。プログラマの竹中です。

新学期・新年度になり、境遇が新しくなった方も多いかと思いますが、
みなさん、調子はいかがでしょうか?

「湾岸マキシ5DX」が発売されてしばらく経ちましたが、
今日は「阪神高速3号・臨港道路」いわゆる「神戸」の制作話をしようと思います。

過去どこかで触れたことがありますが、竹中はしばらく神戸に住んでいたこともあって、ここは思い入れのある街で、
その分、普段より+αで制作にソウルがこもっているかと思います♪
で、制作中には、試作コースの走行を繰り返しながらレイアウトを作っていくわけですが、
その時の、モチーフとかイメージというか、テンションの持って行き方というのがあったりするわけです。

神戸エリアのレイアウトイメージは、ベルギーの「スパ・フランコルシャン」。
有名レースも数々行われている、難攻不落のサーキットです。
---え? 「全然違うだろ!?」って?
はい(爆)。レイアウト図では、全く似ても似つきませんが、
竹中がレース中継などを見る度に感じている、
リズムとかヤバさとか、そういったものを反映しようと気を配った次第です。

コーナーと直線のテンポ、ラインどりのリズム感、高速域でのデンジャラス感を感じてもらえたとしたら、
それはきっと、竹中が持っているスパ・フランコルシャンのイメージだと思います。

ビジュアルのHさんには、細かい注文を連発して散々困らせ(詫)、
社内のマキシプレイヤーを捕まえて試走してもらっては
「こんなのマキシのリズムじゃない!」とダメ出し食らって修正し(苦笑)
思いつく手はすべて打ったので悔いはない、といった感じです。

で、テスト走行中は、お気に入りの「古代サウンド」をかけて運転するわけです。
その曲はズバリ「Dispatcher」!(湾岸マキシ5DXでは、9曲目に入っているやつですね)
この曲、神戸の華やかさとかにピッタリだなあと感じたんです。
実は各コース、竹中の中では勝手にテーマ曲があり、制作中はその曲をかけて走っているのですが、
今回は「Dispatcher」をBGMに、「神戸モード」にドップリ浸かって制作しました。

製品になって以降は、竹中のタイムアタック時のBGMは、もっぱら3曲目の「The Race is on」。
湾岸マキシの今までの路線とは異なるアプローチの「古代サウンド」、
これぞレースゲームの王道!といった名曲だと思います。
---この曲で走ると、タイムが1秒ぐらい上がるんよなぁ~♪

コースの話が、最後はBGMの話になってしまいました(笑)
ではまたお会いしましょう~