第75回
2018.6.20

YAMASHITA
Sound Track for your Win
どうも山下です。
先日の「日本最速王座決定戦2018全国大会」「World Championship 2018」にご来場及びTwitchでご視聴の皆さん、また会場で声かけてくれた皆さんもありがとうございました!優勝者の「NSK@AktkRさん」、「KWAN LEONG LAMさん」おめでとうございます!出場選手の皆様の熱い“魂”のぶつかり合いに不肖、ヤマシタ、恥ずかしながら男泣きでした。また世界の層のブ厚さにはあらためて怖れすら感じました。湾岸マキシにはやはり、心を震わせるドラマが似合います(最後のサプライズもありましたが!)。
そんな湾岸マキシ5シリーズは2014年の湾岸マキシ5から4年、ナンバリングは今回最速王座が決まった5DXプラスまで進化。
そのなかで実に20曲の新たな曲が古代祐三氏により創造されレースを彩ってきました。
この4年の集大成と言える「湾岸ミッドナイトMAXIMUM TUNE 5 Original Sound Track」が先週6月13日にリリースされました!
湾岸マキシの楽曲は基本的にストーリーモードに出てくる原作のキャラクターやバトルをイメージし、それをもって1曲1曲を古代氏に相談をさせて頂き、ガッツリはまる楽曲を産み出して頂いています。
ただ、主なキャラクターテーマは湾岸マキシ4シリーズに入っているので湾岸マキシ5シリーズではテーマを決めるのにも苦労をしました。
そんな、今回のサントラに入っている曲から5~5DXプラスまでそれぞれ個人的に一番好きな曲について説明を。どの曲も「今までの湾岸のBGM」という概念を壊して新たな境地を開いた曲です。
湾岸マキシ5からは「Lightning Dance」。この曲は特定のキャラをイメージしているものでは無く、皆さんのプレイ中の息をつけないステアリング&ギア操作にてまさに高速のマシンが踊るような様とそれにより脳内アドレナリンが出まくっての快感を表現しています。今までの曲とは趣向が異なり、前述の「神ががった操作(感)」から弾幕系シューティングのBGMっぽさもイメージしてみました。ちなみにこの曲は「太鼓の達人」でプレイ可能です!
湾岸マキシ5DXからは自分の一番好きな「The race is on」について。前述の通り、ストーリーモードに出るランナーのテーマは既にあるのでチューナーに注目。この曲はチューナーの大田と彼が率いる「RGO」、そして彼らが手がけるマシンをイメージしたものです。湾岸ミッドナイト原作の時代背景を考慮すると彼らの不良性を表現する場合、もっと泥臭いRockなんでしょうが、それを21世紀の空気感で解釈してUKっぽい鬱蒼(うっそう)としたDrum'n'bassに仕上げています。この曲以降(ヤマシタの趣味も全開な)こういう方向性を増やそうとしたものの、多様性が無くなるという事で大幅却下。でも湾岸マキシ6でも一部この方向性を踏襲しているので「お好きな」方はご期待を!
湾岸マキシ5DXプラスからは異色な「Still alive」。今作での「HONDA NSX(NC1)」と「Lamborghini Aventador」という至高のスポーツカー2車種が登場し、これらにピッタリな速度感のある鋭角で無機質な楽曲を想定していましたが、どうしても過去の「悪魔のZ」や「ブラックバード」の曲っぽくなってしまうので、ラグジュアリーな点に注目し、この2台や前作での「AUDI R8」などで首都高を流す時に映える上品な楽曲を目指しました。案外に大人同士の冷静なバトルでは空気がピンっとしまって良いスパイスとなってます。
このようにすべての曲にテーマと思い入れがあるんですね。 来月稼働の「湾岸ミッドナイトマキシマムチューン6」はストーリーモード完結にともない全曲刷新!妥協なき25曲には、また新たな試みやわかる人は思わず「ニヤリ」とする遊び心もたっぷり詰め込まれてますので乞うご期待を!
ではまた!
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<最後に、ちょっとこの場をお借りしまして大見Dからお知らせ>
ツイッターで先にお知らせさせていただきましたが、今回の大会参加賞の「ホンダS2000」、店舗予選で抽選に外れ、欲しくても手に入らなかった人も多いと伺っています。
そういった皆さんにも手に入れるチャンスを用意できないか検討していますので、しばらくお待ちいただければと思います!