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未来研通信

第32回

2019.02.20

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MUNEKATA

「えふえふ」って言ってました

むねかたです。

2/14から、「追加車種投票イベント」が開始されましたー(ドンドンパフパフ)←昭和っぽいガヤ

「湾岸ナビ」から投票できます。基本一日一票ですが、ゲームをプレイするごとに+2票増えますので、もし47車種の中でお気に入りの1台がありましたら、ぜひガンガン遊んでガンガン投票してくださいませ。

さて、前回大見さんが「FFの840馬力は云々…」等とお話ししていたりとか、これまでもご意見箱などに「あのFF車を使わせろ~ストーリーにでてくんだろがぁ!!」等々のご意見を頂戴しておりますが…まぁ、なかなか「湾岸マキシ」に前輪駆動車を登場させるには、いろいろ乗り越えないといけない課題があるんです。

ところで、みなさん鉛筆やシャープペンシルで何か書いて、「あ、間違った!」なんて場合には消しゴムを使うと思うんですが、この時、少しづつ力を加えていくと、接する部分がなかなか動き出しません。これは、加えた力と反対方向に摩擦力(静止摩擦力)が生じ、互いに釣り合っているため、消しゴムがその場から動かないのです。

消しゴムに加える力をさらに増やしていくと、ある程度の大きさを境に消しゴムが動き出します。この時の動き出す直前の摩擦力を「最大静止摩擦力」、動いている状態に生じている摩擦力を「動摩擦力」と呼びます。

さてここで、車がカーブを曲がっている様子を見てみましょう。簡単に説明するため、車の重心は中央にあるものとし、4輪には均等に車重がかかっているものとします。車は一定の速度でカーブを曲がっていて、アクセルもブレーキも踏んでいません。その場合、各部に掛かっている力を図に記すとこんな感じになります。

4輪の接地部分には、まっすぐ進もうとする車を回転させようとする力(向心力)が回転円の中心方向に働き、車の重心には遠心力が生じます。向心力の正体は各タイヤの静止摩擦力(タイヤは回転しているが、地面に対して接地部分は動いていない)で、4輪の向心力を合わせると遠心力と釣り合っており、回転円から外れることなくカーブを曲がることができます。向心力が最大静止摩擦力に至るまでは、何の問題もなくカーブを曲がれるわけです。

では、この状態でアクセルを踏んだ場合、どうなるか考えてみましょう。

湾岸マキシに数多く登場している後輪駆動の車の場合、後輪に駆動力が加わります。後輪の向心力が最大静止摩擦力を超えると、向心力と遠心力の均衡が崩れ、遠心力により後輪が外側に動きます。そうなると車の先端はコーナーの出口に向かいます。この状態は、湾岸マキシプレーヤーなら慣れ親しんだ挙動で、「パワードリフト」なんて呼んだりします。

同じことを前輪駆動の車で考えてみますと、前輪の向心力が最大静止摩擦力を超えると、遠心力により前輪が外側に動きます。こうなると車はどんどんカーブの外側に向かっていくことになります。「湾岸マキシ」ではあまりなじみのない挙動で、いわゆる「どアンダー」ってやつです。

長々と説明しましたが、要するに何が言いたいかといいますと、

「後輪に駆動力がない車で、アクセル踏んだらケツが流れる挙動ってさすがに嘘つきすぎじゃね?」

ってことなんです。ハイ。

「それでも俺はあの車に乗りたいんじゃ~」という方、いらっしゃると思います。その気持ち、とってもよくわかります。そういった方は、ぜひ「ご意見箱」に、あなたの熱い愛をしたためて送ってください。熱い愛がいっぱい届いた暁には、ヤカタ君が何とかしてくれると思います。…きっと…たぶん…ゴニョゴニョ…

それでは、また次回お会いしましょう。ではー。