第80回
2021.08.18

TAKEMOTO
RR
タケモトです。
おそらく、この記事が公開されて皆さんが読まれている頃、ワクチン接種(2回目)の副反応で発熱して寝ていると思います。
SNSでも、ワクチン接種の報告や副反応で発熱しているとの報告が、たびたびTLに流れてきています。
感染リスクの軽減や、感染時の重症化リスクの軽減のためのひと山、大変ですが乗り越えましょう。
※「接種したら無敵」なワケでは無いので、そこははき違えぬよう、引き続き清潔は保っていきましょう。
マスクも、感染する予防だけでなく、「気付かず感染してしまっている時に周囲にうつさない」役割もありますので、しっかり着用して、お互い用心しましょう。
さて。
先日のむねかたさんの回を読んで、「富士スピードウエイ」といえば「ポールポジション」でしょ!と思ったタケモトです(笑)。
当時、たしか中学生だった自分にとって、「ビデオゲームミュージック」での、聞き馴染みのあるファンファーレと、マトモにコースを走れなくて実機で聞いたことのないネームエントリー曲が印象的でした。
その後も、現在携わっている湾岸マキシシリーズに至るまで、ゲームセンターで色々なドライブゲームをプレイしました。ナムコ製品以外にも、S社の体感ゲームを始めとした様々なドライブゲームや、K社の24時間耐久レースを題材にしたのや、T社の犯人の車にガシガシぶつけるのや、、、楽しいゲーム沢山ありました。今でも時々プレイしたくなります。アーケードゲームは、家庭用と違って好きなゲームを手元に残せないのが困りどころですね。
(ちなみに、ゲーセンでバイトしていた学生時代は、遊ぶだけじゃなくて搬入設置作業もやりました。バイト先はボウリング場のゲームコーナーで、搬入用のエレベータもクレーン等の機材もなく、社員と総出で持ち上げて、らせん階段を4Fまで上りました。今となってはいい思い出です(笑))
その中でも、個人的に特に印象に残っているのは、、、「リッジレーサー(Ridge Racer)」です。
入社した当時、ゲームセンターには、テクスチャーの貼られていない、単色のポリゴンが扱える「システム21」を使用した「ウイニングラン」「ウイニングラン 鈴鹿GP」などが置かれ、他社さんからも少しずつポリゴン基板のゲームが出始めた頃でした。
そんな時代に、先輩社員の案内で開発ルームで見たのが、開発中の「リッジレーサー」でした。
今まで見たことのない、リアルな画面が、ハンドルとアクセル操作でスムーズに動いてる…!?
カルチャーショックでした。
その後、ロケテスト(すごい人だかり)やショー出展(すごい人だかり)を経て全国のゲームセンターに設置される(大人気!)まで、初めて内側から見届けた製品でもあるので、とても思い入れがあります。
こんなゲームを作り上げて世に出せる会社や開発部門の先輩社員の皆さんを、誇らしく思いました。
それ以降、今に至るまで、色々なゲーム開発に関わったり、ゲームセンターやショー会場で自社・他社含めて色々なゲームに触れ、刺激を受けました。やはり、どのゲームも「その道のプロの大人達が本気で作ったモノ」なので、それぞれに魅力があって、オモシロイのですよねー。
昨今は、昔に比べてプライズゲームの設置比率が上がりましたが、それでもゲームセンターには「オモシロイ」製品が沢山置かれていますので、お店に行かれた際は、場内をぷらりと一回りして、いつも足を踏み入れないエリアも覗いてみたりすると、新しい発見があって面白いかもしれません。
(最近は特に、新型コロナの変異株の影響もあり、感染者数も増えていますので、くれぐれもお出かけの際は感染対策をバッチリでお願いします)
湾岸マキシシリーズも、皆さんにとっての「オモシロイ」となるよう、メンバー一同引き続き頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
、、あれ?
今回、「リッジレーサー」を切り口に書いてみたのですが、タイトル見てやってきた一部の方から「違う、それじゃない」という声が聞こえるような…(笑)
そっちの方(どっち?)については、たぶん、近いうちにヤカタPDから何か情報が出て来ると思いますので、もぅ~~暫くお待ちクダサイ(^_^)
それではまたー!
p.s.
ナムコのドライブゲーム史については、「バンダイナムコ知新」に、当時の開発者を交えた対談記事が掲載されていますので、よろしければご覧クダサイ。
【前編】
https://asobimotto.bandainamcoent.co.jp/455/
【後編】
https://asobimotto.bandainamcoent.co.jp/333/